声を失ってから1年、そして早いもので3年!―1)




 昨年の11月21日は、気管切開の手術のために二ヶ月の入院を終えて慶應病院を退院した日でした。早いもので声を失ってから一年が経ったことになります。気管切開をするまでは車椅子には乗っていましたが、話すこともできましたし食べたいものを食べ、もちろん会社にも行って仕事をしていましたので、退院したこの日からの人工呼吸器を装着した声の無い生活はそれまでとは劇的に変わった生活でした。

 実を言いますと、その気管切開の入院は全く予定していなかったものだったのです。

 昨年9月、担当医師に「今はまだまだ呼吸も問題ないし口や舌の動きも問題ないので食事も話すことも自由にできますが、ALSという病気は必ずそれらがダメになってしまいますから、体力のある今のうちに栄養を摂取するための胃ろう造設の手術だけはしておいた方がよろしいかと思います。」と言われ、また周囲の皆さんからも使っても使わなくても造っておいたほうがいいよと勧められたので9月14日に胃ろう造設のための入院をしました。9月17日に手術をして2週間、退院予定日の3日前くらいから38度前後の発熱、退院日の朝も熱が下がっていなかったら退院は延期と言われましたが根性(笑)で熱を下げ退院することができました。それが9月28日でした。

 入院嫌いの私にとっては2週間の入院は確かに長かったのですが、ベッドの向きや備品の配置を希望通りに変えてくれたり朝食をパンにしてくれる等、病棟の看護師長はじめ全部の看護師さんが優しくしてくれましたので居心地の悪くない入院生活でした。

 とは言っても無事に退院してやっぱり家はいいなぁと思っていたところ、退院した翌日になると急に高熱が・・・一晩様子をみましたが熱は下がらず訪問医の先生に連絡。駆けつけてくれた先生の診察の結果は、なんと誤嚥性肺炎‼だと・・・すぐに救急車を呼ばれて慶應病院に戻され緊急入院させられてしまったのです。9月30日、退院してわずか中一日でした。




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  メンバー数 13名(2020年1月現在)

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