動画制作で考えたこと


メンバーの森元です。

動画制作にあたって、考えたことがあります。


TUMUGの会議の日、たまたまテレビで障がいをもっているご主人とその奥様について放映していました。

とても仲の良い素敵なご夫婦で、旦那様は非常にクリエイティブな仕事をされていました。

旦那様の日常をカメラは追っていくのですが、その過程で重介護を受けている場面が幾度もあり、

「障がいを持っているのに、すごいな」と「障がいを持っていて大変だな」という印象が残る映像でした。


私は仕事柄、障がいを持っている方に長年関わっています。

どなたでもそうなのですが、初めはその方の障がいを意識しますが、

慣れてくるとその障がいを忘れます。


いつだったか、ある公的施設を借りに、同僚と数人で依頼に行ったことがありました。

その依頼場面で、先方から「障がいを持っている人の参加も多いんですか?」と唐突に聞かれ、

「なんでそんなことを聞くのかな?」と不思議に思ったことがありました。

なぜかというと、私たちは事前に「医療従事者の集まり」と伝えていたからです。

帰り道で「なんでだろ?」と考えていて、目の前にいた同僚をみて、ようやく合点がいきました。

同僚は脳性麻痺のため、歩くときにやや足を引きずっており、言葉も聞き取りにくかったのです。

私たちは、彼(同僚)との付き合いの中で、次第に彼の障がいを忘れ、彼の持つ専門性・人柄を見るようになっていました。

でも、初対面の人は見える障がいを意識するのです。


テレビは、上記のように「障がい」をクローズアップして、殊更「違い」を強調します。

そういう伝え方は、正直古臭いと思うし、陳腐だと思います。(ごめんなさい)

そして何より、現場感覚とズレています。


私たちがまず伝えたいのは、「同じ」ということ。

私やあなたと同じ。

病前と同じ。




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