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最終更新: 2020年12月8日



中国でも食事の時は日本と同じように箸を使います。

ただ、中国料理のお店に行かれて気がついていらっしゃると思いますが、中国で使われている箸は日本と形が違います。中国で使われている箸は、日本で使われている箸よりずっと長いですよね。中国の箸の方が長い理由の一つは、中国料理は円卓を囲んでそのテーブル一杯に料理が並びますから、遠くにあるお皿にも手が届くように考えられたというもの。もう一つは、同じテーブルの近くの席の人に大皿の料理をとってお皿に入れてあげるのが礼儀なので、そのために自然に箸が長くなったとも言われています。

また日本の箸は先に行くほど細くなっていますが、中国の箸は先の方まで同じ太さになっています。その違いは、中国人が内陸部に住み肉食をよく食べるのに対して日本は周りを海に囲まれていて基本的には魚を食べる機会が多く、魚の骨をとるために先の尖った箸になったのかも・・・と考えられています。

次回は、料理を食べるときの慣習の違いについて、お話しします。




先ずは中国と日本の食文化についてのお話をします。

日本人の「今日はいいお天気ですね!」と同じような挨拶の言葉として、中国では親しい人同士が顔を会わせると「ご飯食べました?」と言う言葉がごく自然に出て来ます。もちろん、「ご飯食べました?」がイコール「こんにちは」ではないですし、皆さんがよくご存知の「ニーハオ」がイコールすべて「こんにちは」というわけでもありません。「ニーハオ」が中国人の挨拶言葉であることは間違いありませんが、どちらかといえば少し「よそゆき」の言葉であって、親しい人同士ではあまり日常的には口にしないようです。

「ご飯食べました?」と挨拶をするところからみても、中国人の「食」への関心の深さがあらわれていると思います。関心と言うよりは、中国の「美味しいものに対する追求」かもしれません。

中国では「四つ足のものは机以外、飛ぶものは飛行機以外、水中のものは潜水艦以外なら何でも食べる」と言われるほど材料がたくさんあることはもちろんですが、凝った料理法も中国料理の特徴かもしれません。

日本料理も凝っていると言われますが、それはむしろ食べるより目で眺めて楽しむと言う芸術の世界のような気がします。

次回は、28日予定です。



 中国の現在の人口は約14億人、65歳以上の高齢者は約2憶人、要介護が必要な人は約4300万人と言われています。日本のような介護保険制度もまだ十分ではなく、中国ではこれから大きな介護サービスのニーズが増えてくるのは間違いないでしょう。そのため最近は日本の介護施設に研修に来る中国の留学生も多くなっているようです。これから今まで以上に中国の方と接する機会もあると思いますので、前回の「― 面白い言葉の話 -」(中国人が不思議に思う日本語)に続いて、次回より日本と中国の文化・慣習の違いについてお話したいと思います。これも前回お話させていただいた中国人の歌手や在日華人芸術家の方々、在日の中国人ビジネスマンの方々から聞いた話です。

 次回、25日にアップします。