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暑い夏も過ぎていきますね。

お久しぶりです。森元です。


5月頃から足を真っすぐに伸ばすと痛くなり、普通に歩くのが難しくなりました。

数mなら我慢が出来るのですが、それ以上は…、ということで、

5月の下旬から、歩行器をレンタルすることにしました。

すると、あら不思議、スタスタ痛みもなく歩けます。

リハビリ・介護の仕事をしていてよかったなぁ、と実感しましたよ。


歩行器を使って3カ月経ちますが、気付いたことがあります。

それは、出会う人が、まぁ優しい!

歩行器で、食事処や映画館、病院など行くのですが、

皆、道を譲ってくれたり、ドアを押さえていてくれたり、

全く見知らぬ人が手伝ってくれるのです。

元気な時には全く経験がなかった暖かい配慮に、

「日本も捨てたもんじゃないなぁ」と思いました。


そしてもう一つ気付いた点が。

それは、

ドアを押さえてもらったり、道を譲ってもらったり、荷物を持ってもらったり、

そういった経験を重ねるにつれ、

そうしてもらえなかった時に、「えっ」とショックを受けるのです。

知らず知らずのうちに「配慮してもらうのが既定事項」と刷り込まれたようで、

普通に道を譲ってもらえなかった時に、ちょっとだけ腹が立ったのです。

道を譲ってもらえなくても、目の前の人は赤の他人で、

配慮してもらえなくても当然なのにね。


だから、これからも、

人に配慮してもらうのをデフォルトとすると、幸せにならないなぁ、と思いました。

時々配慮してもらえるのを「嬉しい」と思う方が良いかと。

でも、歩行器を使うようになって、

知らない人が「大丈夫ですか?」と話しかけてくれるし、優しいし、

元気な時は全く経験がないことなので、

歩行器になることも、悪いことだけじゃないなぁ…と思った次第です。


それでは、また。




今年も半年が過ぎてしまいました。

しばらくブログを休んでしまいましたが、皆さんお変わりありませんか?

それにしても毎日のこの暑さはどうしちゃったんでしょう!

で、先日梅雨入りしたばかりだと思っていたら、なんともう梅雨明けだと!まだ6月なのに。

私は寝たきり状態で外に出かけることもないのでまだ良いのですが、

外に出なければならない人はどれ程大変か、しかもマスク装着はまだまだ必須ですもんね。

今年の夏は長そうです、くれぐれも熱中症には気を付けてくださいね。


さて私は先月お陰様で69歳の誕生日を迎えることができました。

2017年の11月に「あなたの病名はALSで余命は発症から3~5年です」と宣告されてから、

今年でちょうどその5年目になります。

診断は2017年でしたが発症はその1年半位前でしたから、

余命はもう過ぎていることになりますけどね。

まだ何とか大丈夫のようです。ただそれと引き換えに胃ろう造設で口から食べる楽しみも、

そして気管切開で声も失っちゃいましたけど・・・。


そうそう、私は昔からいろんなところで占ってもらっても必ず「あなたは大器晩成ですね。」って言われていて、それを周りのみんなに言うと

「ふ~ん、で、その大器晩成って幾つからなんだい?」と笑われていたんです。

確かに今まで大器晩成の片鱗も全くなく、

そして病気になって仕事もリタイアし寝たきり状態になってしまった今となっては

もう大器晩成なんて言ってる場合ではありませんが、

もしかすると私の大器晩成は今なんじゃないかと思うようになりました。


仕事をしていた頃は貧乏暇なしという言葉通り、忙しいだけのしんどい毎日でしたが、

今は考えようによっては悠々自適?の生活かもしれません。

優しい主治医がいて、訪看さんが毎日健康チェック、

訪問入浴の方が週三日来て三人がかりで入浴させてくれ、

入浴以外の日はヘルパーさんが全身の清拭を、リハビリは理学療法士さんが日替わりで来て、

マッサージさんも日曜以外は毎日、歯科衛生士さんは週一回口腔ケアに・・・と、

とにかくたくさんの人がケアに来てくれるし、

夜間も重度訪問介護のスタッフさんがずっと寝ないで見守ってくれる人が日替わりで来てくれて、就寝前と朝のストレッチと歯磨きも・・・そしてそのすべてのスタッフさんが話せない私が何も言わなくても気持ちを察して動いてくれるのです。

私は寝たままで・・・まるで発展途上国の王様みたいな生活だと思いませんか?


実は先日また呼吸困難になり救急搬送騒ぎになりましたが、

すぐに主治医が駆けつけてくれました。

私が入院嫌いなことを知っている先生は人工呼吸器の設定を変えて

何とか緊急入院を回避してくれました。

これだけマンツーマンでずっとケアしてもらっていると、ナースコールも呼べない、

要求も伝えることができない病院は私には地獄なんです。


だから、今のこの生活がきっと私の大器晩成なんだと思いこませています。

69歳で大器晩成が叶いました⁉(笑)


 前にALSの大先輩の中野玄三さんに言われた言葉があります。

「中島さん、病気になっても病人になってはいけないよ。ALSは治療法がないと言われるけど今の医学でもまだ解らない事が沢山あります。何が起こるか分からないです!

私はいつも「おれのALSは治りつつある」と眠りにつくまで唱えていました。

自分で出来る治療です(^-^)」





2022年になったばかりと思っていたら、もう桜の便りも聞こえてくる季節になってしまいました。本当に早いですね。


返信が遅くなり申し訳ありません。

森元さんは抗がん剤治療の最終段階に入って頑張っているときですね。精神力も強い森元さんの事ですから、きっとやり遂げて良い効果結果もでると確信しています。


私も今週は気管切開以来装着してきた人工呼吸器を新しいメーカーのものに変え、次の段階のためのチャレンジをしています。ただ新しい呼吸器に身体が馴染んでいないのか血圧が異常に高くなってしまったり呼吸が苦しくなったりと大変です。夜もこのまま死んでしまうのではないかと思うくらい苦しくて、でも死なないために人工呼吸器を付けているんだから死ぬことはないだろうと自分に言い聞かせていました。(笑)


私の病気は治療法もなく今より良くなることはないので、弱くなってきた肺というか呼吸筋を少しでも維持・改善するために主治医の先生や看護師さんリハビリさんメーカーさんが何度も話し合いをしていろいろな提案をしてくれてのチャレンジですので頑張らないと…と思っています。


【世代共通の記憶】

世代共通の記憶の話、確かにそうですね。コロナは全世界の人々の共通の記憶になるでしょうし、東日本大震災のあった2011年は日本人であれば決して忘れられない共通の記憶ですが、私にとっては母親が亡くなった年ということもあり特に忘れられない年です。


世代共通の記憶とはちょっと違うかもしれませんが、懐かしい曲を聴くとその時代の記憶や想い出が蘇ることはありませんか?・・・

私はこの病気になる前まで、「教科書からも消えていく童謡や抒情歌そして忘れられていく懐かしい歌謡曲などを歌い継いでいこう!」という、『日本の歌講座』の講師をさせてもらっていました。

その活動の一環で生徒さんを介護施設などに連れて行って施設のみなさんと一緒に歌うことがありましたが、80代~90代の皆さんや認知症と言われている方も童謡や抒情歌は歌詞を見なくてもスラスラと歌ってくれるんです。そしてその頃の話を昨日のことのように笑顔で話してくれました。歌には不思議な力がありますね!


【おばあさんの仮説】

「おばあさんの仮説」も面白い話でした。最近はあまり聞かなくなりましたが「おばあちゃんの知恵」というのもありましたし、おばあちゃんには経験に基づく知識とすごい力があるのは事実だと思います。でもその話の流れでいくと「おじいさん」の立場は?(笑)・・・やはりおじいさんは役立たずになっちゃうんでしょうかね(´;ω;`)ウゥゥ


【英字新聞】

北京冬季オリンピック&パラリンピックも無事に開催されて良かったですね。

長野オリンピックの英字新聞ですかぁ、懐かしいです・・・


1998年2月、長野で冬季オリンピックが開催されました。

その半年前にスポーツニッポン新聞社の常務から、「中島君は翻訳会社をしているんだよね?実は今度の長野オリンピックでスポニチ創業以来初の英字新聞を発行したいと思っているんだけど中島君やってくれないかね。もちろん全責任は私が負うから君のやりたいようにやってくれていいから!」と言われたのです。この常務は私が大学生の頃に副賞のパリ旅行につられて出場した日本シャンソンコンクールの審査委員でもあり、日本レコード大賞の審査委員長もしていた方でした、もちろん当時はまだ文化社会部長でしたが。でもすごく優しい方でパリ旅行に出発する際はわざわざ空港まで見送りにも来てくれていました。ただパリ旅行の間、旅行記を現地からスポニチに送るようにとは言われましたが・・・( ´∀` )


断るわけにもいかず引き受けました。

外人2名、日本人編集者数名、翻訳スタッフ、記事はAP通信やロイター通信から抜粋したもの他、スポーツニッポン新聞東京本社の一室で準備期間を含めて一か月半、ほぼ泊まり込みで開催期間中一日も休刊することなくスポーツニッポン新聞社初の英字新聞「THE SPONICHI」を

何とか発行できました。

スポニチのHPの会社沿革https://sponichi.jp/company/history/の1998・2にも記載されています。

今考えると大変な仕事でしたが、当時は私も40代半ばで仕事もやる気満々、

怖いもの知らずでしたね。

今となっては本当に良い想い出です。



今年も間もなく桜が咲きます。

華やかで優しくて儚くて、やはり桜は素敵です。

観られるといいけど・・・!







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